七里ヶ浜を出た後は再び江ノ電に乗って鎌倉まで。このとき13時近く。江ノ電は大混雑で乗れないかと思うほど。朝のラッシュなみの満員電車だった。そして鎌倉駅に到着したら藤沢方面に向かうため、江ノ電に乗る人の列がやっぱり大変なことになっていた。ホーム手前から一列五人くらい(?)の列になっていて駅の外もぐるっとロータリーを囲むように列が出来ていた。最後の人は何十分待ちだったんだろう。長時間待つくらいなら、長谷駅くらいまでなら歩いた方がずっといいと思う。
鎌倉駅に到着した後は、鎌倉宮へ向かった。ここも『ツバキ文具店の鎌倉案内』に載っていたところ。厄割り石というのがあって、小さなお皿を投げて割るというのがぜひやってみたかったため。鎌倉駅から30分以上歩いたと思うけど、腹ごなしにちょうどよかったみたい。
鎌倉宮は明治2年に創建されたそうで鎌倉にしては新しい神社。以下、鎌倉宮の説明を引用。
後醍醐天皇の皇子である護良親王(もりながしんのう)を祭神とする神社です。
護良親王は、後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の動きに呼応して幕府軍と戦うなど、貢献しました。
幕府が滅亡し天皇親政が復活(建武の親政)すると征夷大将軍に任じられましたが、その後足利尊氏と対立して捕らえられ、二十八歳で非業の最期を遂げました。社殿後ろ手に残る土牢が親王最期の地と伝えられています。
十月には境内で薪能が催されます。
お目当ての厄割り石。小皿のような『かわらけ』に息を吹きかけ、自分の中にある厄を乗せる。
そしてその『かわらけ』を画像右側の厄割り石めがけて投げつけて割る。私の前に投げていた人は何度やっても割れず。3,4回投げていたみたい。割れなかったら何度やってもいいので安心。私は一度で割れたので何だか気分がよかった。笑
鎌倉宮は広くて休憩所もあったので、しばらく休憩しつつ次はどこへ行こうか相談。神社やお寺は時間がのんびり流れているようで、ちょっとまったり。
鎌倉宮を出た後はすぐ近くにあった荏柄天神社へ足を運んでみた。ここは菅原道真公が祀られているとのことでちょっとビックリ。あの有名な?という感じ。福岡の太宰府天満宮が有名だけど、鎌倉にも祀られていたなんて。でも、もしかして?と思い調べてみたら、神奈川県だけで菅原道真公が祭神の神社は64もあるらしい。全国だったらいったい何か所あるんだろう。
この神社はやはり学生が多く参拝するみたいで、願い事が書かれた絵馬もたくさんあった。私はここでおみくじを引いてみたら「吉」。何事もほどほどがいいと感じるこのごろなので、満足。笑
荏柄天神社にあったイチョウの木。写真だとあまり大きさがわからないけど、本当に大きかった。でも樹齢何年くらいとか説明がなかったのでよくわからない。1104年に創建されたそうなので、そのときからあったとしたらすごいな。
荏柄天神社のすぐそばに、源頼朝の墓と道案内が出ていたので寄ってみた。もしかして高校の遠足で行ったかな?と話しながら階段をのぼってみたけど、どうも記憶にないので行っていなかったみたい。
ここにいたボランティアさんによると、昔は古墳のように山全体がお墓だったとのことだった。