『シャンプーをやめると、髪が増える』

 洗顔、クレンジング、基礎化粧品、ファンデーション、日焼け止めなどをやめて1週間。朝と夜はぬるま水で洗うのみ。小鼻横は皮脂が気になるので指の腹で優しくなでる。ぬるま湯ではなくぬるま水なところがポイントのようで、温度が高すぎるとよくないみたい。(皮脂が肌に残って酸化するのもよくないので、水ではなく皮脂を洗い流せる温度がいい)

 最初の3日くらいは何ともなくて、何だ!余裕じゃん!!って思ってたけど、4日目くらいから口の周りがカサカサし始めてちょっと粉がふいたような感じ。パッと見よくわからないけど、頬のあたりも触るとざらつく。でもまぁそんなにじっくり私の顔を見る人はいないと開き直り、会社も眉を描いて口紅だけつけて行っている。10年前だったら出来なかったかもしれない。(^-^;)  会社では乾燥するので、トイレに行くたびに化粧水をシュッシュとしたり、目の上のしわしわが気になってクリームを塗ったりしていたけど、それもグッと我慢。

 何にもしなくていいなんて楽ちん過ぎるし、肌がどんなふうに変わっていくのかもとても楽しみ。1冊目に読んだ『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』という本は、本にしてはAmazonのレビューがすごい数でビックリ。試した人が経過などを載せていたので、通勤時間に読みふけってしまった。肌が本来の状態に戻るまでの間、カサカサしたりつらい時期があるみたいだけど、正しい方法で取り組めば大抵の人はうまくいくみたい。まずは1か月頑張ろう!

 

 

 

『シャンプーをやめると、髪が増える』 宇津木龍一 角川書店

 

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シャンプーをやめると、髪が増える

 

 同じ著書の本を探してみたら、髪に関する本があってこちらもさっそく借りてみた。読んでみたら、当たり前だと思ってしてきたシャンプーが頭皮にとってはとても悪いことだったというのがわかって、こちらもショック。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


 とはいえシャンプーをやめるってハードルが高すぎるので、まずは石鹸シャンプーに変えてみることに。洗いすぎもよくないので毎日シャンプーはせず、石鹸シャンプーとぬるま水だけで洗うのを交互にしてみようかと思い、数日試してみているところ。自分を含め女性でも年齢とともにだんだん髪が薄くなっていくのを目の当たりにしているので、少しでも髪の毛が増えたら嬉しい。

 

 本に皮膚は「排泄器官」と書いてあり、これにとても納得。毛穴は汗や皮脂を出すもので何かを入れるものではないから、自浄作用を備えていない。シャンプーに入っているたくさんの種類の化学物質が頭皮の毛穴を通して体の中に吸収されてしまうのは恐ろしいことだと。これまで何も考えずにシャンプーやトリートメントを選んできた自分の無知さにガッカリしてしまう。

 

 江戸時代に憧れる私は、昔の人は今のようにシャンプーもなかっただろうし、お風呂だって毎日入れたわけではないだろうし、どうしていたんだろうと不思議に思っていた。今回、宇津木龍一さんの本を読んでみて、シャンプーしなくても臭くならないし、身体を洗わなくても大丈夫なことがわかった。現代人は余計なことをして自分の皮膚を傷めているってなんだろうな。