石鹸百科

 1か月くらい前に純度99%の洗濯用粉石けんを購入。その前は合成洗剤を使ってきたんだけど、どこかのブログで「洗濯まぐちゃん」というマグネシウムがネットに入ったものを洗濯のときに入れると、洗剤を半分に出来ると書いてあり、「洗濯まぐちゃん」も使っていた。実際のところ、「洗濯まぐちゃん」の効果は今一つわかっていないまま使い始めて1,2か月経っていた感じ。で、洗濯用粉石けんを購入したので、粉石けんとまぐちゃんを一緒に入れて週に何度か洗濯してみた。(他の日はまだ残っている合成洗剤を使用)2週間くらいで何だか洗濯槽の汚れの黒いものが洗濯物につくようになってしまった。それまでほとんど出ていなかったので、おかしいなぁとネットで調べてみたら、粉石けんとまぐちゃんは一緒に入れたらいけないことが判明。(+o+) 石けんとマグネシウムなどのミネラル分が出会うと、石けんカスになってしまうんだそう。まぐちゃんを入れることで、わざわざ石けんカスを大量に作っていたらしい。ショック。(T_T)

 

 石けんについて色々調べていて、石鹸百科というサイトを発見。このサイトに、無添加の洗濯用石けんは洗浄力が低いと説明があった。炭酸塩というアルカリを助剤として配合してあるものの方が、断然洗浄力が高いのだそう。無添加の方が絶対いいと思ってしまう消費者の心理のため、石けんの会社でも純度99%の粉石けんを売っているらしい。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

www.live-science.com

 

  石鹸百科のサイトでは、石けんについてや、石けん生活をする上での基本アイテムである炭酸塩、セスキ炭酸ソーダ重曹、過炭酸ナトリウム…などについてとても丁寧に説明されている。石けんを取り扱う会社のサイトだからこそ、信用できる内容。たくさんのサイトを調べていて、結構間違ったことを書いてあるサイトもあって、便利な反面間違いを間違いと知らずにうのみにしてしまう危険もあると改めて認識。そういえば、動物病院の先生も、インターネットは半分くらいは間違っていると言っていたな。

 

 私はといえば、純度99%の粉石けんを買ってしまったので、粉石けんを使うときには家にあったセスキ炭酸ソーダを混ぜて使っている。セスキは炭酸塩よりアルカリのpHが低いので、本当は炭酸塩の方がいいんだろうけど、とりあえずあるもので代用中。どのくらいの量を混ぜたらいいかもよくわからないので適当。(^-^;) 今の粉石けんがなくなったら、次回はアルカリ助剤が配合してある洗濯石けんを買おう。その前に、酸素系漂白剤で洗濯槽のそうじをしなくては。

 そういえば石鹸百科のサイトに、市販の酸素系漂白剤をベースにした洗濯槽洗いよりも、ただの酸素系漂白剤で洗濯槽を洗った方が汚れがよく落ちると書いてあった。これは市販のものが酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)に石けん、重曹などを混ぜてあるからだそうで、重曹と過炭酸ナトリウムが一緒になるとpHが下がるので汚れやカビを分解する力を下げてしまい、また石けんと混ざれば過炭酸ナトリウムは石けんを分解してしまうからとのこと。(汚れを分解する力が石けんの方で使われるということ)まさしく化学のお勉強!ちょっとわかってくると楽しくなってくるから不思議。笑