『マンガでわかる「西式甲田療法」』

『マンガでわかる「西式甲田療法」』 赤池キョウコ・甲田光雄 マキノ出版

 

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『マンガでわかる「西式甲田療法」』

 私が図書館で借りる本は大抵どこかで紹介されていたものだけど、この本はどこで紹介されていたんだったか。もしかしたらAmazonのあなたへのおすすめみたいなので出てきたのかな?Amazonのレビューがたくさんで評価がいいとついつい信用してしまう。(^-^;

 

 著者の赤池キョウコさんは、難病の「潰瘍性大腸炎」、奇病の「悪性脱毛症」、慢性病の「花粉症(重症)」を「西式甲田療法」で克服したということで、この本の内容は「西式甲田療法」についての紹介。主に食事療法と運動療法が柱になっていて、なかなか本を読んだだけですべてを実践するのは難しそう。そしてこの本が出版された後、甲田先生は亡くなられていて、今では実際に診療してもらって指導を受けることは出来なくなっている。

 でも、食事療法の方は「食べ過ぎ」こそ病気の原因というのがベースにあって、昔から腹八分目といわれることを考えてみても、やっぱり食べ過ぎないことは健康にとってとても大切なんだということを改めて痛感。以前テレビで観たことがあるサルの実験。いつもお腹いっぱい食べさせた猿と、量を制限した食事を与えた猿。長期間にわたって実験した結果の映像が衝撃的で、食事制限していた方が見た目からしてずっと若かった。これは絶対人間にも言えることだとその時はわかっても、なかなか腹八分目が実践できないでこれまできた私。でも、いよいよシワやたるみが気になる年齢になり、食事で何とかなるなら藁にもすがりたい思い。笑

 この本では夕食を18時頃食べ、次の日の昼食まで何も食べない半日断食というのを推奨している。だからといっていきなり朝食を抜くのではなく、まずは間食を減らしたり、食事の量を減らしたりというところから始めるといいと書いてある。徐々に徐々に1年とか2年とか長い期間をかけて量を減らしていくのが無理なく続けるコツのよう。

 こういう本を読むといきなり実践してみたくなるけど、とりあえず朝食を軽めに食べることと、昼食も夕食もお腹がいっぱいになるほど食べないというのを心掛けてみたい。

 

 そういえば、先々週に投稿した本では水分の摂りすぎの害について述べられていたけど、この本は半日断食するけど水分はたっぷり2Lだそう。何を信じればいいのか。(+o+)