犬のアレルギーについて何か本はないかと探してみたら、図書館で2冊だけヒットしたのでリクエスト。1冊はすぐに用意が出来たというメールが来たのでさっそく借りてきた。
この本のタイトルと表紙を見て、食事についてが多く載っているイメージだったけど、半分くらいはアレルギーについてとてもわかりやすく載っていた。
動物病院で先生に教えてもらったことが、もっと詳しく書かれている。この本を読んで勉強中。
ちなみにこの本は2011年に発行されたものなので、11年経って少しは変わっている部分もあるかもしれない。
本の中にアレルギー性皮膚炎には4種類あると書いてある。
①アトピー性皮膚炎 … 動物のフケや食べ物のカス、ノミ、ダニなどの死骸、糞といったハウスダスト、スギやヒノキの花粉など環境中のアレルゲンに反応して、皮膚に炎症を起こす症状
②食物アレルギー … 牛肉や豚肉、卵、牛乳、大豆、鶏肉などのたんぱく質に反応して、皮膚に炎症を起こす症状
③ノミアレルギー … ノミや蚊などの節足動物の刺咬に反応して、皮膚に炎症を起こす症状
④接触性皮膚炎 … 金属やシャンプー内の成分、薬剤添加物などに反応して、皮膚に炎症を起こす症状
我が家の場合、③は毎月薬をあげているので大丈夫で、④も2,3か月に一度のシャンプーだし大丈夫そう。
アトピー性皮膚炎なのか食物アレルギーなのかは、痒がる部位である程度判断できるらしい。この本ではアトピー性皮膚炎が発症しやすい部位として、耳介、目の周り、足の先、肘関節の屈筋側、脇の下、足の鼠径部と書かれている。対して食物アレルギーの場合は、口まわり、背部、肛門~陰部周囲とある。うーん、病院で食物アレルギーの症状として目の周りも言っていたような気がする。
金曜日にかゆみ止めの薬をもらい、3日間は朝夕とあげて、その後は朝だけあげている。今日お腹の毛のないところを見たら、赤みがだいぶ落ち着いている感じ。
こうなると原因は何だったのか?ということだけど、本に書いてる発症部位で考えるとやっぱり病院で言われたようにアトピー性皮膚炎な気がする。ということは、原因はたぶんハウスダストということだ。連休中に大掃除をして、その後も頻繁に掃除機をかけているお陰で落ち着いてきたんだろうか。
本の中に「ハウスダストマイトを回避する部屋づくり」というページがあって、こういうところに気をつけた方がいいというのが説明されている。(ハウスダストマイトとはダニのこと)その中に、『掃除機の条件は吸引力ではなく「回数」です』とあって、頻繁に掃除機をかけることが大事なんだということがわかった。これをいつも念頭において、しっかり掃除機をかけなければ。
以前から時々口の周りを痒がることがあって、それが食物アレルギーのサインなんだということがわかった。顕著だったのはご飯におからを混ぜたときだったので、大豆にアレルギーがあるらしい。豆腐くらいなら大丈夫だけど、おからはダメみたい。あとはメーカーによるみたいだけど、チーズも口の周りが痒くなることがある。
こうやってアレルギーの候補を見つけていくしかないんだろうな。
大掃除して周りのものをみんな片付け、掃除機がかけやすいようにしてみた。