箱根湿生花園/真夏の箱根 大人の遠足2024

 

 7月29日の日曜日に友人と久しぶりに行った箱根日帰り旅の続き。

 

 今回の箱根の第一の目的地は箱根湿生花園。本当は朝一から行くのが、少しは涼しいだろうなと思っていた。でも最初にモーニングを食べることになったので、箱根湿生花園は暑い時間のお昼過ぎ、12時半ごろ到着。

 

 

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 箱根ラリック美術館でチケットを購入するとき、箱根湿生花園の入園券とセットで買うと合わせて500円割引だったので、迷わず購入!JAFの割引は合わせて300円だったので、現地のセット券の方がお得。

 

 

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 入園後、のんびり写真を撮りながら園内を進んでいったら30分くらいたったころ園内放送が入り、13時からガイドツアーがあるとのこと。やっぱりガイドの方にしっかり説明してもらえると理解が深まるので、暑かったけど頑張って来た道を戻ることにした。

 

 ガイドツアーは1時間半くらい。とても暑かったけど、知らないことをたくさん知ることが出来てとても有意義な時間だった。

 箱根湿性花園はすべて人の手で作られたものというところにまず驚き。もともとあったものを生かして作られたのかと思っていたけど、そうではなかった。Wikipediaによると1976年に開園しているそうなので、今年で48年。とても歴史のある植物園。維持するのは大変だろうなと思う。

 

 

 

 

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 神奈川県の花、山ゆり。私はなぜか写真を撮らなかったので、友人撮影の画像。

 ガイドの方が山ゆりは花の数で何年目の株かわかると話していた。この写真は5輪咲いているので5年?と思ったけど、調べたら発芽から花が咲くまで5年とあった。ということは、この株は5+5で10年なのかな?

 

 


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 友人が撮ってくれた後ろ姿。尻尾みたいなのは冷房対策ショール。笑 今年の夏は毎回ソレイアードの布で作ったフローラルパンツで出掛けている。会社にも週に一度ははいていくので、GWに完成してから15回は着ているはず。これまで私が作った服で1番のヒット作!今のところ色落ちもなくて言う事なしの布だと思う。早く布違いで作りたいと思いつつ、どうもやる気が出ないのは暑さのせい?

 

 こういう日陰のところは涼しいけど、日向の場所は本当に暑かった。

 

 

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 蘭の仲間のサギソウ。小さな花の一つ一つは、名前の通りまるで鳥が飛んでいるよう。

 


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 ただの野原のような景色に惹かれる。私が子供の頃も、周りにこんな景色はなかったけど、田舎のおばあちゃんちを思い出して懐かしい。

 


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 コオホネ(河骨)という花。水中の地下茎が白くて骨みたいとの事だった。

 

 


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 初めて見た花筏の種。花も見てみたい。

 


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 ヌマトラノオ。花穂がまっすぐなのが特徴。

 


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 花穂が曲がっているのがオカトラノオ。この画像だと今ひとつわかりにくい。後ろにすくっと立っているのは、ヌマトラノオオカトラノオが自然に交配したもので、イヌヌマトラノオとのことだった。 

 


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 このピンクの花は何だったかな?と調べてみた。多分エゾミソハギかな?密集して咲くのではなくて、点々と咲いているのが自然でお花畑という風情。奥に見えるオレンジの花はコオニユリ

 


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 上手く撮れていないけど、シラヒゲソウ。変わった花だなと思いWikipediaを見てみたら、ウメバチソウウメバチソウ属とあった。ウメバチソウも初めて聞く。いくつになっても知らないことだらけ。

 


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 名前を思い出せない花その1。ガイドさんがどこかでトリカブトの話しをしていたので、トリカブトだったかなと思ったけど、Googleレンズではソバナと出てくる。でも名前を聞いてもピンと来ない。時間が経って記憶が薄れてしまった。

 

 


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 名前を思い出せない花その2。

 

 写真を検索すると結構山登りして撮ったらしき画像がヒットする。箱根湿生花園に行くと、貴重な山野草などが山に登らずたくさんの種類見られて、すごいことなんじゃないかと思った。

 でも地球温暖化の影響で、箱根湿生花園の植物も変化していきそう。

 

 



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 これはガイドさんが一番小さいツツジと言っていた気がするんだけど、調べても出てこないので記憶違いかな?これからはガイドツアーに参加したらちゃんとメモしないとダメだ。いつもメモとペンを持ち歩こう。

 改めてGoogleレンズで調べたら、ミヤマホツツジと出てきた。ダメだ。全然記憶にない。汗

 


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 トモエソウ。もう全然名前が覚えられないと、篠原ともえを思い浮かべて「トモエ」だけ覚えていた。笑

 トモエとは、卍のような形をした渦巻き模様のことだそう。

 

www.hana300.com

 

 


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 花がちっちゃすぎてよく見えないけど、ヒツジグサ。午後から見に行ったからこそ見られた花。未の刻(14:00)ごろに咲くことからこの名前になったとのこと。

 前回は朝一番で行ったので、この花は咲いていなかったんだよな。




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 箱根湿性花園の一番の景色は、仙石原湿原植生復元区。前に行った時とは時期が1か月くらいずれていて、今回は葦がにょきにょき生えていた。この葦を10名くらいで取り除く作業をするんだとか。暑いのに大変。そうしないと維持できないってことなんだな。

 

 



 


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 レンゲショウマ。この花が一番印象に残ってインスタグラムに載せたけど、後日よくお邪魔するブログに綺麗なレンゲショウマがアップされていた。なんだか繋がっているなぁと不思議な気分。

 

 


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 何の変哲もないような葉っぱに見えるけど、葉っぱが2枚ずつ交互についているコクサギ。最後の最後にこれだけスマホのメモ帳に記録していた。

 コクサギは小さい臭い木と書くらしい。匂いは嗅いでこなかったな。

 

 

 改めて記憶をたどって写真を見ながら記事を書いていて、またぜひ行ってみたいと思った。違う季節に行ったらまた全然違うんだろうな。

 老後は別の場所に住みたいとあれこれ想像している今日この頃。箱根に住んで箱根湿性花園のボランティアをしたらどうだろう?と考えるのもまた楽しい。