10月14日のスポーツの日に行った東京都庭園美術館の記録のつづき。
まだその4!ちゃんと最後まで辿り着けるか心配になってきた。汗
大食堂の照明はやっぱりルネ・ラリックの「パイナップルとざくろ」。考えてみるとこんなデザインの照明はこれまで見たことがない。豪華な照明と言えばシャンデリアだけど、この照明は控えめながら華やか。
照明の写真を撮るのが難しい。どちらかと言うと光よりデザインに重きをおいて撮りたいから難しくなる。この写真はガラスのレリーフが綺麗に撮れて満足。本当は肉眼で見るともうちょっと明るかったと思う。
ルネ・ラリックについての説明。このような説明書きがたくさんあったように思うけど、ほとんど撮ってこなかったな。読まないかもしれないけどとりあえず撮ってくると、こうして後から読めるのにとちょっと反省。
これは大食堂の壁の一部でブランショによるもの。プラスターの植物文様のレリーフに銀灰色の塗装が施されているとのことで、この塗装が実際に見ると写真で見るのとは違っていた。写真に撮ると質感がまるで金属のような重厚な感じを想像していたけど、プラスターというのは石膏のようなものを使用しているらしく、なるほど私の違和感に自分で納得した。
サインが貴重。笑 彫刻家であり画家であったブランショは大広間の大理石レリーフも手掛けたそうだけど、大広間は撮ってこなかった。
あとは允子妃殿下の立像も作ったそうなんだけど、私が行った時には展示されていなかったのか、見つけられなかったのか。見られなくて残念。
大食堂のラジエーターカバーは海の中がモチーフみたい。大食堂は果物をモチーフに照明や扉がデザインされていたそうだけど、なぜこれは魚なのか?謎。
この魚のデザインはあちこちの部屋で見かけたので、家族の誰かの要望だったのかな。
レイモン・シュブのサイドボード。ここにも果物が!レイモン・シュブはテーブルや椅子も手掛けていて、新館のギャラリーに展示してあった。
私はなぜか写真を撮っていなかったので、友人が撮った写真。大食堂のテーブルの上にはルネ・ラリックの燭台やグラス、メニューボードなど。
黄色い背の椅子もサイドボードと同じレイモン・シュブの手によるもの。