妙本寺の海棠の花/春の鎌倉2 大人の遠足2025

 

 4月6日(日)に鎌倉を訪れた記事の続き。

 

 ツバキ文具店の本を読み、鎌倉に住みたい!と思ったのはもうだいぶ前。今でもちょっとは住んでみたい気もするけど、今は住むなら長野県とか山梨県とか、空が広い場所に憧れている。

 話がそれたけど「ツバキ文具店の鎌倉案内」という本に、妙本寺で小林秀雄中原中也が一緒に海棠の花を見上げたと書いてあり、ずっとずっといつか海棠の花を見てみたいと思っていた。

 なかなか4月の桜の時期に鎌倉に行く機会がなかったけど、今回初めての絶好のチャンス。若宮大路の段葛の桜も見たかったけど、妙本寺の海棠は絶対見に行こうと思っていた。

 

 

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 妙本寺は以前大河ドラマの鎌倉殿に出てきた比企一族ゆかりのお寺ということで、このお寺=比企能員役だった佐藤二朗さんの顔が思い浮かんでしまう。

 

 


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 新芽が美しい。桜もたくさん咲いていた。この門は二天門というそう。いつも真っ暗に映ってしまうけど、本当は赤い色。なぜか今回この門をくぐるのを遠慮してしまった。真ん中に賽銭箱があったせいかな。

 

 

 

 


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 念願だった海棠の花は満開。とても綺麗だった。

 

 


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 祖師堂は約170年前に建立されたものとのこと。こういう場所に行くと過去と繋がっていることを感じられる。

 


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 海棠の花、初めて見たけどとても可憐だった。木はとても古そうで、小林秀雄中原中也が出会ったのが1925年とのことで、その10年後に一緒に海棠の花を見上げたという記録が残っているらしいので、もしかしたら木自体は100年以上経っているのかな?

 

 


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 桜の季節の鎌倉も見どころがたくさんということが分かったので、また機会があったら海棠の花を見に行ってみたい。

 

 

 

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 妙本寺の近くのお宅に植えられていた花木。白い花がびっしり咲いていて目を惹いた。もっとたくさん咲いていたけど、おうちが映らない部分だけ撮らせていただいた。

 もしかしたら名前を聞かれることが多いのか、「利休梅」と名札が下がっていた。とても綺麗だった。

 

 

 

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