『電気代500円。贅沢な毎日』

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『電気代500円。贅沢な毎日』

『電気代500円。贅沢な毎日』 アズマカナコ 阪急コミュニケーションズ

 

 以前にも読んだことがあるけど、図書館の本棚で見つけてまた借りてきたアズマカナコさんの本。改めて読み直してみて、この本は今の私のバイブル的存在だと思った。私よりちょうど一回り年齢が下のアズマカナコさん。便利なのが当たり前の世の中で、電化製品もあまり家庭に普及していなかった私が生まれる前のような、そんな生活を送っていることにただただ頭が下がる思い。

 先日の台風15号では千葉県が大変な被害を受けて、10日経った今も停電が続いている地域があるというニュースを見ると、電気に頼りすぎている自分の今の生活に危機感を覚える。電気が止まってしまったときにどうやって生活するのかを考えておかないといけないし、電気に頼りすぎない生活を普段から心掛ける必要があると思った。
 そのためにもこの本はとても参考になる。自分に出来ることは取り入れつつ、ときどきは読み返したい本。

 

 1章 電気代500円の贅沢な毎日
   1 家電はいらない
   2 電球3つの生活
   3 テレビは押入れに
   4 エアコンもなし
   5 洗濯は「たらい」で
   6 「便利」という誘惑
   7 機械に頼ることのツケ
   8 大切な水と空気
   9 もったいない
   10 身の丈生活

 2章 季節を感じる美味しい毎日
   11 保存食をつくる
   12 朝ごはんをつくらない
   13 料理は適当に
   14 落ち着く食事
   15 食材は自分で作る
   16 ウコッケイを飼う
   17 食材は近所で
   18 季節のものを
   19 素材を感じる
   20 あるもので料理する

 3章 3着を着回すシンプルオシャレな毎日
   21 服は素材と着心地
   22 服は増やさない
   23 お直しをする
   24 色の選び方
   25 誰かにあげる
   26 選ぶのもストレス
   27 服を減らすメリット

 4章 古いものに囲まれたのんびりな毎日
   28 生活自体を楽しむ
   29 ないことの価値
   30 日本家屋に住む
   31 古民家を手に入れる
   32 古いものの価値
   33 掃除の仕方
   34 ゴミを出さない
   35 インフラ代は5千円

 5章 顔の見えるつながりがある楽しい毎日
   36 携帯電話はいらない
   37 固定電話も21時まで
   38 情報は新聞で
   39 顔の見える情報
   40 地域新聞をとる
   41 過剰な情報はストレス
   42 ご近所付き合い
   43 友達は数人でいい
   44 買い物は商店街で
   45 ご近所セキュリティ

 6章 余計なお金もストレスもない豊かな毎日
   46 モノを長生きさせる
   47 捨てないために買わない
   48 モノは循環させる
   49 金より手間をかける
   50 将来不安はゼロ
   51 いいものかどうか
   52 余分なお金はいらない
   53 自分の価値観を大切に