倭紙茶舗(江嶋)・旧豊島邸/小田原日帰り二人旅

 

 小田原到着はのんびり目の10時半ごろ。まずはマンホールの写真を撮った後、近くにあった街かど博物館の「倭紙茶舗(江嶋)」を目指してみた。

 

「街かど博物館」とは

小田原には古くから栄えた産業文化を今に伝える地域資産がたくさんあります。かまぼこ、漬け物、菓子、ひもの、塩辛、そして木工などの地場産業がその代表的なものです。工夫を凝らした展示、店主との会話、さらには体験を通して、小田原の産業にかかわるひと・製品・ものづくりの結びつきを知ってもらうことにより、小田原の魅力を高めようとするのが「街かど博物館」です。

 

街かど博物館ガイドマップより

 

 

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 何屋さんかよくわからないまま、お土産みたいなものがたくさん売っていたので店舗の中へ。お店の中を見ていたらお茶を出してもらえて、そのお茶が美味しかったのでさっそく購入。こちらのお店はお茶屋さんということが判明。でもこのあとあちこちのお店でお茶を出してもらい、小田原では観光客へお茶のサービスをしているお店が多いと知った。

 こちらのお店は1661年創業。建物は昭和初期に建築されたものとのことで、外観に歴史を感じる。向かって右側の一階の壁の色が違うのは、きっと補修したんだろうな。昔の建物は維持が大変だろうけど、ぜひいつまでも残してほしい。

 

 

 

 

 

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 この江嶋さんの店舗内でたまたま「街かど博物館ガイドマップ」を見つけて、なんとなく手に取ったのがこの日の行動を決定づけることになった。あとで考えたら何だか運命みたいで不思議な気持ちになった。

 

 

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 一緒に行った友人が、豊島邸という古い建物が鰻屋さんになるってネットに載っていたと話してくれたので、見に行ってみることにした。友人は鰻好きということもあり、偵察に。笑 鰻屋さんは「豊島鰻寮一月庵」という名前。何とこの日が開店初日だったみたい。

 ロマンスカーで調べたときもとても値段が高かったけど、お店の前に出ていたメニューもやっぱり高かった。美味しそうだと思った「うなべ・うぞうすいコース」は税抜き7800円で、これに消費税、サービス料10%と建物の保全協力金として550円がプラスされるそう。いつか行けるといいなと思うけど、うーん、難しそう💦

 

www.toshima-manryo.jp

 

 

 

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 旧豊島邸の塀の周りにあった駐車禁止のコーン隠しが素晴らしくて感動。あの赤いコーンがいつも写真を撮ると邪魔だと思っていたけど、これなら違和感がない。

 

 旧豊島邸は国指定 登録有形文化財。1941年建築で、門・塀、庭を含めてほぼ建設当初の姿とのことなので、こちらで食事が出来たら素敵だろうな。5000円くらいならまだしも10000円くらいとなると、庶民にはなかなか手が届かない。

 どんな人が食事に来るんだろう?と考えて、ハタと思い当たった。きっと観光で来日する外人さんが食事するんじゃないかな。