『せっけんシャンプー 快「髪」読本』

『せっけんシャンプー 快「髪」読本』 石井妙子 三五館

 

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『せっけんシャンプー 快「髪」読本』

 肌断食7週間。いよいよ梅雨が明けそうな雰囲気なので、紫外線が気になり始めたところ。日傘とつばの広い麦わら帽子で乗り切れるかな。

 毎朝のぬるま水洗顔とあとは口紅をつけるのみの日々。夜もお風呂でぬるま水洗顔のみ。もうずっと以前からこんな調子だったような錯覚を覚えるこの頃。あまりの楽さにもう絶対元に戻れないだろうなと思う。もっと早くからしていたら、時間もお金もずいぶん節約できたのにと思うけど、でも今の年齢だからこそ出来たことなのかもしれない。

 肌の調子はそれほど変わりなく、今のところシミもシワも増えたりはしていない。シミに関しては少し薄くなったような?うーん、もう少し様子を見てみよう。

 

 今週借りている『せっけんシャンプー 快「髪」読本』という本は1997年に発売されたもの。子供たちが生まれたころに合成シャンプーの害について書かれた本があったんだな。その頃からせっけんシャンプーにしていたら、どんなによかっただろうと思うけど、当時この本を読んでも私は、テレビCMや雑誌の広告で大々的に宣伝するくらいだから一般のシャンプーが身体に悪いはずはないと、深刻に受け止めなかったかもしれない。

 この本では、石けんシャンプーを使うことによって髪が太くなったりコシが出てきたりということが載っているので、まずは合成シャンプーから石けんシャンプーに切り替えるだけでも、頭皮や髪のためには十分効果があるということに違いない。

 また、今はシャンプーも毎日するのが当たり前の世の中だけど、毎日は洗いすぎということが載っていた。女性であれば週2,3回が適当ではないかとのこと。年齢や職業や性別などによって変わってくるだろうけど、毎日シャンプーするのではなく、お湯で洗い流すだけでもさっぱりすると書かれている。これぞ湯シャンのことだなぁと感心。

 

 私の湯シャンはまた2日に1回の石けんシャンプーに戻してみたところ。月曜日から石けんシャンプー→湯シャン→湯シャン→石けんシャンプー→湯シャン→石けんシャンプー→湯シャンの週3回シャンプー。7週間前まで毎日シャンプーしていたことを考えると、このくらいのペースが精神衛生上いいみたい。(^-^;) 夏は無理せずこのままいこう。

 シャンプー自体も最初はソンバーユのせっけんシャンプーを使っていたけど、固形石けんでもシャンプー出来るという記事を見つけ、以前洗顔に使っていたソンバーユの石けんを使用中。湯シャンのときと同じく、お風呂に入ってすぐに髪をよくすすぎ、湯船に10分以上浸かって温まり、その間に頭皮マッサージもしたりして、それから石けんでシャンプーをしている。洗顔のときに使っていた泡立てネットで泡を作り、泡で髪と頭皮を洗うようにしているけど、泡の量も最初は2回分の泡で洗っていたのが、だんだん少なくても大丈夫になってきたみたい。頭皮の皮脂の量も少しは減ってきたのかな。石けんで洗うと髪がキシキシするので、リンスはクエン酸をお湯で溶かしたものでしている。特に問題ないのでこのまま続けてみようと思う。本に、女性は50歳を過ぎると皮脂分泌量が16歳から30歳の約1/4に減少すると書いてあった。皮脂の量が減っているお陰で、湯シャンもあまり不快じゃないのかもしれない。

 私としては髪が薄くなっていくのを防ぎたいので、現状維持はもちろんのこと、出来れば髪が太くなったり白髪が減ったりしたらなお嬉しい。あと白髪の縮れ毛が気になるんだけど、これも改善するといいな。気長に頑張ろう。

 

脱プラスチック 私に出来そうなこと

 今週は、なるべくプラスチックゴミを出さないために何が出来るか考えつつ、少しずつ実践してみた。何もかもきっちり守るのは難しくて、また無理をすると続かないだろうというのが正直な感想。だから、なるべく意識していきたいと思うこととして考えてみた。

 

1.ペットボトル飲料を買わない
…これまで週1回2Lのお水を会社で買っていたので、代わりに家から麦茶を入れた水筒持参。350ml位のステンレスの水筒2本。中身と外側と合わせると1㎏以上になるのでなかなか重たくて大変。私は冷たい飲み物でなくていいので、保冷効果のないもう少し軽い水筒を探してみようかと思う。(軽いと言えばプラスチックだろうけど、ここでプラスチックを選ばない。笑)

2.レジ袋を極力もらわない
…外出時は必ずエコバッグ持参。でも洋服なんかだと難しそう。そもそもの買い物の回数を減らすというのも手段のひとつ。

3.1杯ずつのドリップコーヒーのパックを買わない
…会社で1日2回飲むために買っていたけど、家で濃いめに入れた冷たいコーヒーを会社でお湯で割って飲むといいのではないかと考え中。今あるドリップパックのコーヒーがなくなったら試してみよう。

4.使い捨ての商品をなるべく使わない
…たとえばウェットティッシュ。会社で机を拭くために使っているけど、面倒でも雑巾にしてみよう。家ではたくさん種類のお掃除シートがある(母が好き)けど、なるべく使わないで済む方向にもっていきたい。

5.ラップをなるべく使わない
…家族で食事の時間がバラバラなので(とくに子供たち)そのたびにお皿にラップかける習慣があり、これをなんとかしなければと出来るだけ蓋つき容器に入れておくことに。プラなし生活のサイトで、布に蜜蝋をかけた手作りラップが紹介されていたので、そのうちチャレンジしてみたい。

6.プラスチック製品自体を極力買わない
…素材について考えたことなど、これまであまりなかった。たとえばタッパーの代わりに、これまでリサイクルに出すことが多かったジャムなどの空瓶を有効活用するといいのではないかと思う。ただし入れるものによりけりかな。

 7.ネット通販より直接店舗で購入
…直接「脱プラスチック」ではないけど、ネット通販でモノを買うと私のために梱包→配達という手間が発生するので、出来る限り自分でお店に行って商品を見て買うようにしたいと思う。昔はそれが当たり前だったのに、今はネットで買うのが当たり前になっている。少しでも安い方がお得という考え方が染みついてしまっているけど、値段よりも環境のことを考えて行動しよう。

 

『「何もつけない」美肌術』

 『「何もつけない」美肌術』 牛田専一郎 主婦と生活社

 

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『「何もつけない」美肌術』

 

 肌断食6週間。先週、口角の下あたりが粉ふき中だったけど、その後あごにも広がった。原因はよくわからないけど1日で収まったので、単にいらなくなった角質がうまく剥がれ落ちなかっただけなのか?洗顔するときの水の温度の問題なのか?

 特に肌は変わりなく、口紅しか塗らない快適さを満喫中。最近は前髪で隠れているのをいいことに、眉も描き足していない。(^^;) そういえば肌断食前から眉にあるニキビは小さくなってきたかな?でもまだなくならない。結構眉も皮脂が出るのかな。今年の梅雨は晴れ間がほとんど出ないので、紫外線の心配をあまりしなくていいのはとても助かる。梅雨が明けたら日焼け止めを塗らなくて本当に大丈夫なのか、今からちょっと心配。もっとつばの広い帽子を買うべきかな。

 

 

 ぬるま水シャンがどうもうまくいかないなぁと、あちこちのサイトを見ていて、『湯シャンは肌断食の100倍難しい』と書いている人がいた。まさしくその通り!と実感中。

 そしてあちこちのサイトを見ていて、湯シャンの初期はある程度の温度がないと皮脂が落ちないと言う事がわかった。この皮脂がイヤなニオイの元なので、しっかり落とさないといけなかったらしい。

 と言う訳で、ぬるま水シャン改めやっぱり湯シャンに変更。

 

 湯シャンについて色々なサイトを見ていたら、湯シャンは臭い臭くない問題の、争いみたいな書き込みを見つけて、ヒエ〜 (>_<) な気分。湯シャンしている人が臭いという書き込みが沢山あったけど、世の中そんなに湯シャンしている人がいるなんて、全く知らなかった。

 周りに迷惑をかけているのに、本人は気付かないなんて事態になったら恐ろしいので、私は無理せず当分今のペースを守り(今のところ週2,3回石けんシャンプー)… と思ったけど、これから暑くなるので2日に1回石けんシャンプーに戻そうか。シャンプーの回数を減らすことにこだわらず、まずは徐々に石けんの量を減らしてみよう。ちなみに私は週3日しか会社に行かないので、これまでは会社に行く前日か前々日に必ずシャンプーだった。たぶんまわりに迷惑はかけていないと思うんだけど。(+o+)

 

 

 今週借りている『「何もつけない」美肌術』。肌断食や湯シャンに関しては、これまで読んだ本と同じようなことが書いてあるけど違うこともあり、大きなところでは石けんも界面活性剤だから肌の弱い人には向かないという部分。石けんだとすすぎ後の衣類にも脂肪酸が残るんだそう。肌の弱い人には残留成分が少ない合成洗剤(本ではトップクリアリキッド)を勧めている。

 この本で参考になったのは湯シャンに関する部分。まずは浴槽に入りしっかり温まって血行がよくなってから湯シャンを行うと、皮脂汚れやニオイが落ちやすくなるとのこと。私はこれまで、湯船につかる前に顔も頭も洗っていた。本やあちこちのサイトを見て、湯船につかる前に湯シャン→湯船に10分以上つかる→念入りに湯シャンに変更してみた。そしたら頭皮の皮脂が前より落ちているのを感じる。また、今の私は髪の毛がだいぶ短くなっているので、その点では長い人より楽らしい。長い人は湯シャン前のブラッシングが欠かせないらしいけど、私は忘れがち。(^-^;)

 

 湯シャンを始めた最初の頃にニオイが気になるのは、常在菌が安定していないからだそう。常在菌にもいろいろな種類があり、汗、皮脂を食料として脂肪酸グリセリンを排泄するもの、またこれを食料とする常在菌もあり、バランスが崩れると脂っぽくなったりニオイがしたりということみたい。また、シャンプーには大抵防腐剤が入っているので、肌や頭の常在菌のバランスが乱れてしまい、トラブルが増えてしまうとのこと。

 汗をかくことで、常在菌を増やし美しい肌になれるとのこと。いつもスケートを見ながら「みんな肌がきれい♡」と思っていたけど、スポーツ選手はみんな汗をかくからなんだな。汗は肌のうるおいを守る表皮ブドウ球菌の大好物だそう。適度な運動は肌にもいいってことで、私もせっかく犬の散歩をする習慣があるので、早足で汗をかくくらいにした方がいいってことなんだな。

 

 ↓湯シャンについて検索してみて見つけたサイト。とても分かりやすい。肌断食は成功しても、湯シャンは挫折してしまう人が絶対に多いと思うので、そうならないために徐々に徐々にゆっくりと移行していくといいということが説明してある。お湯の温度も最初は高めでいいとのこと。その方が余分な皮脂が落ちやすいからということらしい。私は本に忠実に低めの温度でしていたので、皮脂が多く残ってしまったのがいけなかったのかも。

 湯シャンにするからには、シャンプーしない分シャワーでしっかり皮脂を落とすことがとても大切ということ。ついシャンプーしていた時の感覚で頭皮を流しがちだけど、念入りにしないと足りないみたいだった。

 

www.hada-danjiki.com

 

 本でもあちこちのサイトでも、湯シャンでは大抵が洗う前のブラッシングが大切と書いてあるんだけど、ついつい忘れてしまう事が多い。この本ではで湯シャンの前に100回ブラッシングするとかいてある。あと、綿手袋を使って頭皮を洗うとも書いてある。私は今のところ手袋は使ってないけど、本格移行してまた行き詰まったら手袋も使ってみよう。

 

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』 ベア・ジョンソン アノニマ・スタジオ

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『ゼロ・ウェイスト・ホーム』


 ここ何年か、シンプルライフミニマリストに憧れて色々なブログを読んできた。殆どが、【モノを減らすことによって自分の生活にメリットがある】という視点で書かれている気がする。

 最近読み始めたカナダ在住の日本人の方のブログに、プラスチックゴミの減らし方プラスチックゴミを減らさなければいけない理由などの記事が載っていて、これらを読んでとてもショックを受けた。プラスチックゴミが環境に良くない影響を与えているというのは漠然と知っていたけど、捨てられたプラスチックゴミが最終的に海に流れ着いて、それがマイクロプラスチックになった状態で漂い続けても、分解されるまでに1000年もかかるということ。

 

 

minimalist-fudeko.com

 

 マイクロプラスチックはもちろん魚も食べてしまうから、その魚を食べる人間に返ってくる。今は人間が魚を食べることによってプラスチックを摂取しても、そのまま排出されているから問題ないそうだけど、20年後にはマイクロプラスチックが今の10倍になるとのこと。そうなったとき人体に影響がないとは言い切れないと。

 

mainichi.jp

 

 日本人が1年間に出すプラスチックゴミの量は一人あたり32㎏にもなるということ。これはアメリカに次いで第2位の量というショックな現実。

 これは何としても自分の出すプラスチックゴミから減らしていかなくてはと、今更ながら危機感を持った。

 

www.nhk.or.jp

 

 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』はまだ全部読んでいないけど、最初に5つのRについて載っていた。日本では3つのRが昔から言われているけど、一番に思い浮かぶのはどうしてもリサイクル。でもリサイクルするからいいという考え方ではダメなんだと知った。

 5つのRはRefuse(断る)、Reduce(減らす)、Reuse(繰り返し使う)、Recycle(リサイクルする)、Rot(堆肥化)だそう。(ちなみに3RはReduce,Reuse,Recycle)

 

 プラスチックゴミを出さないために、私には何が出来るだろう。あまり自分で買うことはないけど、ペットボトル飲料を買わない、飲まないこと。たまに飲みたくなるセブンカフェを買わないこと。ドトールやスタバならタンブラーを持参すること。(持ち帰りにしなければ、陶器のカップなのかな?)使い捨ての商品を極力使わないこと。とにかくプラスチック製品をなるべく使わない方向で生活していくといいのかもしれない。

 

 色々調べていてたどりついたサイト

lessplasticlife.com

 

 レジ袋有料化に先駆けて必ずエコバッグは持参とか、ラップもなるべく使わないで蓋つきの容器に保存するとか、使い捨てのものを買わないとか、出来ることは色々あるんだと思う。

 あまりにも規模が大きすぎて、これまでなら『私一人が何かしたところで…』という気持ちになってしまったと思う。でも一人一人が出来ることをしていかないと何も変わらないわけだから、生かしてもらっている地球のために、出来ることを心掛けていきたい。

 

エトヴォスの口紅

 肌断食開始から5週間。先週1か月経った記録をつけたので、次は1か月後かなと考えていたけど、たまたま今日はカットに行ってきたので5週間目の記録。

 

 カットは弟のところでしてもらうんだけど、今日はシャンプーがやけに念入りだった。やっぱり皮脂が残っていたのでガシガシ洗われてしまったのかな。そんなにガシガシすると毛が抜けそう~と思ってしまった。(^-^;)

 で、カットのときに今は石けんシャンプーにして2日くらいはお湯だけで洗うと話したら、やっぱり湯シャンには反対のようで、髪が薄くなるのが嫌なら摩擦が髪に良くないから擦らないように洗えばいいと説明を受けた。皮脂がどんどんたまってしまうととれないとも言われた。うーん、やっぱり湯シャンは人に言っても理解されないというのは本当なんだなと実感。弟が床屋というのもあるんだろうけど。

 でもせっかく始めたので、1年くらいは頑張らなくちゃ。まだ完全移行もしていないのに、ここで挫けられない。

 先週からは1日石けんシャンプー、2日ぬるま水シャン、1日石けんシャンプー、3日ぬるま水シャンにしている。そうするとちょうど1週間で都合がいい。

 

 

 今週は久しぶりに口紅を購入。化粧品も、肌に良くない成分が色々入っていると知り、せっかくなので石けんで落とせて天然着色料を使用したエトヴォスというブランドの口紅を買ってみた。ちゃんとした口紅を買うのは久しぶりで何だかウキウキ。白髪が目立ってきたので白髪からなるべく目がそれるようにとクラシカルレッドという赤い口紅にしてみた。ちょっと赤が目立つけど、鏡を見るのが楽しくなった。(^^)

 口紅と言えば、20代の頃は口紅も鮮やかなピンクとかが流行っていたりして、私もそういうのをつけていたけど、食事をするといつもとれてしまっていた。でも友達で、食事をしても食べ方が上手で口紅がとれない子がいて、すごいなぁと思っていた。赤い口紅が中途半端に落ちると結構みっともないので、その子を見習って食事のときは大きな口を開けて食べるようにしてみよう。

 

 肌は昨日も今日も口角の下あたりが粉をふいたような感じ。もしかして朝、水で顔を洗ったからかな?と思ったので、明日はぬるま水で洗ってみよう。

 

 

肌断食1か月

 肌断食を始めてちょうど4週間。最初は「まずは1か月!」と頑張っていたので、1か月の時点の記録。

 とは言え私の肌断食は、以前投稿した本のAmazonのレビューにあったようなハードなものではなく、比較的穏やかに経過中。やはり前に投稿したように、4日目から10日目くらいまでがガサガサ粉ふきのピークだったらしい。その後はそれほど気にならないので、自分がお化粧していないというのも結構忘れていることが多い。(^-^;) 人から見るとどうなのか今一つよくわからないので、外に出るときは口紅を忘れないようにだけ気を付けている。

 この肌断食、石けんで落とせるものならファンデーションをつけるのもいいとのことだったけど、私があまりトラブルがなく1か月過ごせたのは、全くファンデーションをつけていないのもひとつの要因かもしれない。もしファンデーションをつけていたら、もしかして1か月くらいは粉ふきに悩まされたのかな。

 

 1か月経って何か変わったかというと、実感としてはとくに変わっていない。しいて言えば、会社でトイレに行くたびに気になっていたまぶたのシワシワは、最近そういえば気にならない。それはまぶたの水分も正常になりつつあるということなのかな。そうだと嬉しい。本当はマイクロスコープを買ってちゃんとチェックすると、もしかしたらキメの状態が少しは改善しているのかな?

 基礎化粧品を何もつけなくても以前と変わっていないって、すごいことなんだと思う。でも以前の私なら、今何も変わらなくても10年とか長い期間経った時には差が出るに違いないから、基礎化粧品は絶対必要と、そう考えたと思う。今は化粧品に含まれるたくさんの成分の方が気になってしまい、元の生活に戻れない。一応化粧水も乳液も、ファンデーションもクレンジングもとってはあるんだけど。

 

 

 肌断食を始めた数日後に、ぬるま水シャンも始めたので、こちらももうすぐ1か月になる。肌断食に比べるとこちらの方はまだまだ安定しない。この頃は3日に1度の石けんシャンプー。肌断食を始めるにはいい季節だけど、ぬるま水シャンを始めるには暑さで匂いが気になる時期なんだと思う。ぬるま水シャンは冬に始めるのがいいかもしれない。でもぬるま水、寒いだろうな。

 うちで飼っている柴犬のテンは4週間に1度くらいシャンプーしている。白柴なので、汚れが目立って1か月くらいが我慢の限界。でも、汚れが目立たない色だったら、もうちょっと間隔をあけてもいいんじゃないかと思う。テンはシャンプーしてから1か月くらいしてもいつも臭くない。ぬるま水シャンも、目指すはテンのように洗わなくても臭くない状態なんだと思う。

 

 このごろの頭皮の状態は、時々かゆみが気になるのと、時々自分で匂いが気になるのと。でもかゆいのはぬるま水シャンをする前もあったような気がする。まだまだ頭皮から出る皮脂が多いんだと思う。抜ける毛は毎日シャンプーしていたころよりも減ったように感じる。抜ける毛が減れば生えている毛が増えるってことなので、大いに期待。笑

 これからさらに暑くなるので、無理せず今のペースのまま頑張ろう。

 

 前回の投稿で、しゃぼん玉石けんの液体の洗濯せっけんを買ってみたと投稿したけど、そのあと成分などをチェックしていたら、液体せっけんは純石けん分30%とあり、粉せっけんは純石けん分99%とあった。液体石けんより粉せっけんの方が汚れ落ちがいいらしい。というわけで、粉石けんも注文してみたところ。

 今日、セーターを手洗いするのに液体石けんを使ってみたら、昔の洗剤はこういう匂いだった!っていう油っぽいような匂いがした。上の子のセーターだったので、柔軟剤のいい香りがしないと文句を言われるかもと思いつつ、乾いたらどんな匂いになるのかな?と石けんだけにしてみた。

 自分のものを手洗いすることも多いので、最近は購入した液体石けんを使っている。1年半くらい前の冬だったか、腕の内側とか足の膝上の内側あたりがかゆくはないけどガサガサになっていて、何でだろう?と皮膚科に行ってみたら、ヒートテックのような化繊がいけないと言われた。で、ヒートテックをやめてみたら症状は軽くなったけどすっかり治りはせず、もう治らないのは仕方ないんだと思っていたんだけど、今見たら腕の方はなくなっている!そして足の方も薄くなっている!(【追記】←お風呂で確認してみたら、腕もすっかり綺麗にはなっていなかった。そうだよな。そんなに早く結果は出ないよな。)もしかしてストッキングも石けんで洗うようになったからかな?そうだったらやっぱり合成洗剤の影響も大きいのかもしれない。これまで服に残った洗剤の影響なんて考えたこともなかった。小さいころアトピーだった下の子のことを思うと、その頃知っていたら石けん生活をしたのにと残念でならない。

 

 

 

『自然流「せっけん」読本』

 『自然流「せっけん」読本』 森田光徳 農文協

 

 1991年が初版のとても古い本。作者は当時しゃぼん玉石けん株式会社の社長だった方。

 今更ながら、界面活性剤というものが身体によくないらしいと知り、借りてみた本。そもそも「洗う」とは?「界面活性剤」とは?など解説してあるけど、化学のお話しでなかなか難しい。笑

 

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自然流「せっけん」読本

 

 よく界面活性剤がよくないと言うけど、実は石けんも界面活性剤が主成分。ただし、界面活性剤の中でも「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」を石けんと呼ぶそうで、それ以外の合成界面活性剤が身体によくないと言われている成分とのこと。

 その合成界面活性剤の毒性についてこの本には書かれているけど、種類の多さによってその毒性も様々。とても覚えきれるものではないので、私としては人体にも自然にも優しい石けんを使えばいいと理解することにした。

 

 そこで家にあるたくさんの洗剤などを徐々に石けんに移行していこうと考えているところ。お風呂掃除にはこれ、トイレ掃除にはこれ、食器を洗うのはこれと、テレビコマーシャルの影響をそのまま受けて、それぞれ別々のものを使わないといけないと思い込んでいた。私だけではなくて多くの人が長い時間をかけて刷り込まれていると思う。もちろんそれぞれの汚れに特化して、汚れ落ちのいい洗剤をつくっているんだろうけど、そんなに汚れをためなければ必要ないし、落ちにくい汚れも重曹クエン酸、酸素系漂白剤などで対応できるとわかってきた。

 

 モノを減らしたい私としては、たくさんの洗剤類を一つの石けんで済ませられたらこんなに嬉しいことはない。固形の石けんだと使いづらいから液体の石けんで、せっかくしゃぼん玉石けんの元社長の本を読んだのでしゃぼん玉石けんの液体洗剤をさっそく買ってみた。

 しゃぼん玉石けんのサイトを見ると、やっぱりそれぞれ洗濯用、シャンプー、キッチン用などと分かれているけど、きっと一つでいいんじゃないかと思う。まだまだこれまで買った洗剤類があるので使い切ってからになるけど、移行していくのが楽しみ。