『肌断食 ースキンケア、やめました』 平野卿子 河出書房新社
宇津木龍一さんの本に続き、こちらの本も図書館で借りてみた。『肌断食』という言葉は以前聞いたことがあったので、この本が発売されてすぐの頃だったのかもしれない。2013年が初版。
こちらの本は著者が実際に肌断食をした1年の経過をまとめたもの。あとがきに、スキンケアをやめて3年経ったと書いてあるので、2010年に実践したということらしい。著者が1945年生まれとあるので65歳で実践!若くないと効果が出るのに時間がかかるのかもしれないけど、それでも諦めずに続けたらきちんと肌はこたえてくれると勇気をもらえる本。
でも実際の肌断食の方法は、この本だけではなく宇津木龍一さんの本も読んで、肌についてしっかり理解してやったほうがいいと思う。
私はと言えば肌断食を始めて2週間。今週はずいぶん落ち着いていて粉をふいたような感じもあまりない。たぶん始めて4日目くらいから10日目くらいが粉ふきのピークだったのかも。いや、まだこれから何か起こるのかもしれないんだけど。
もしこのまま何も起こらないのであれば、それは10年以上ドモホルンリンクルの化粧水と乳液を使っていたからなのかもしれない。クレンジングは途中から安いファンケルにしてしまったんだけど。洗顔フォームもドモホルンリンクルのものを使用していたんだけど、こちらはソンバーユの石鹸でいいんじゃないか?と思い、ここ数年は石鹸洗顔をしていた。原材料が自然由来ということで、肌にそこまで負担をかけていなかったのかもしれない。
見た目はあまりわからなくても、肌をさわるとすべすべではなくちょっとざらっとする感じ。正常な肌は28日で生まれ変わると言われているので、まずは1か月。肌がきれいになったり、ほうれい線が薄くなったりと本のレビューに書いている人がいるので、私もそうなるといいなと期待。その辺は実感できるとしても1年後とかだろうけど。
肌断食を始めて以来、石鹸での洗顔もクレンジングもファンデーションも日焼け止めも、一度もしていない。結局パウダータイプのファンデーションも買っていないんだけど、あまり気にならない。(^-^;)
どうしてもファンデーションするのであれば、石鹸で落ちるタイプのものをとあったけど、そうすると石鹸で顔を洗うので何もしないのと比べると肌の回復が遅くなるのではないかと思う。
ぬるま水でのシャンプーにも言えることで、石鹸とぬるま水でのシャンプーを交互にしているうちは、皮脂が減ってくるのにも時間がかかってしまうんだと思う。でもこればかりは難しそうなので、石鹸シャンプーの回数を徐々に減らしていけたらなと思っている。