フレッツ・テレビでBSを見られない記録3

 

 1か月待ってやっと工事の日(3月半ば)。午後からとなっていた工事はうちの前が早く終わったらしく11時過ぎだったか11時半だったか、早まることになった。工事にやってきた人は一人。ちょっとビックリ。

 工事の人がきて初めてわかったけど、テレビの線とネットワークの線は光ケーブルを引き込むところまでは一緒の線だった。で、ONU(Optical Network Unit)という機械でテレビと電話とインターネットそれぞれの線に分かれる。(申し込み時に質問したオペレーターの女性は、ONUから先の話だと思ったのか?がっくり。)

 テレビは3階でインターネットは2階で主に使うので、どちらにONUを置くべきか考えたとき、テレビの配線さえなんとかしてもらえるなら、これまでと同じく2階に設置してもらた方がいいと考えた。インターネットは仕事で使うので有線で繋ぐ方が安心。ちょうどONUを設置する部屋にテレビのアンテナの差し込み口があったので(使ったことなかったけど)、工事の人としてはそこに挿せば3階でテレビを観るのも大丈夫という計算だったらしい。

 

 工事の人に最初に、アンテナの分配器はどこにあるかと聞かれた。分配器なんて初めて聞いたけど、父に聞いたら屋上じゃないかとのこと。(アンテナが屋上にあるからとの理由で)分配器があるものとして工事の人は2階のテレビの差込口に光ケーブルから分岐させたテレビアンテナのケーブルを差し込む配線をした。この時点では、この2階に来ているアンテナケーブルの線を分配器のところで入力にしたかったらしい。

 ちなみに分配器とは、文字通りアンテナからの電波を分配するもので、入力がひとつで出力は二つ以上。今どきの住宅はこの分配器によって分かれたテレビのアンテナ線が、各部屋に配線されているものらしい。

 

 そしてここまで工事が済んでから、さて分配器はということになり、屋上に登ってもらったところ見当たらないとのこと。(!)屋上になくても屋根裏にあったり色々なパターンがあるらしいけど、探しても探しても見つけられず。

  建築士の親戚に設計してもらった家なので、その親戚に電話をして聞いてみたけど、アンテナの配線をしてくれた方はもう亡くなっているそうで、配線がどうなっているか誰にもわからないとのこと。弟が屋上のアンテナのすぐ下にブースターを取り付けたので、弟にも電話して聞いたけどわからず。

  何だか雲行きが怪しくなってきた。

(つづく)