報国寺・浄妙寺/真夏の鎌倉・大人の遠足2022

 

 今回の鎌倉小旅行、本当は7月の3連休中に行くはずだった。でも当時新型コロナ感染者がどんどん増えているときで、友人の職場でも濃厚接触者になってしまった人がいたりで念のため延期することに。

 先月はどこに行こうかとちょっとは調べたりしていたけど、今回は先月調べたからと思い何も調べず、そして私の大事なガイドブック「ツバキ文具店の鎌倉案内」も忘れてしまった!

 

 今回の第一の目的が、王様のブランチでも紹介されていたという『石窯ガーデンテラス』というレストランのランチだった。『石窯ガーデンテラス』は浄妙寺というお寺の境内を通り抜けたところにあるので、鶴岡八幡宮の後は浄妙寺方面を目指して途中にある杉本寺に寄り、その次はきっと涼しいだろうなということで報国寺にも行ってみた。

(ちなみに杉本寺に向かっている途中で『石窯ガーデンテラス』がお休みということに気づく。汗 鎌倉は月曜定休日のお店が多いらしい。)

 

 

 

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 朝から本当に暑かった。でもまだまだ元気だったのでずっと歩きで報国寺に到着。久しぶりに汗だくになる。あまり汗をかかない体質なので、汗をかけてなんだか嬉しかった。笑

 暑いのと朝早いのとで報国寺もそれほど人がいなくて見やすかった。上の画像は入り口を入って左側。日本庭園のような佇まいが美しいと感じられるのは、年を重ねてきたからこそなんだろう。

 日差しが強かったので、日陰の涼しさを実感。風が吹くととても気持ちがいい。

 

 

 

 

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 友人が持っていたガイドブックのような写真を撮ろうと、上を見上げて撮ってみた。全然同じようには撮れなかったけど、こうしてみると竹の背の高い事。いったい何メートルくらいあるんだろう?

 台風などから竹を保護するため、上の方に横に竹を渡してあった。この渡してある竹、相当高いところに取り付けられていたんだけど、どうやって設置したんだろう?

 

 報国寺建武元年(1334年)に創建された、臨済宗建長寺派禅宗寺院とのこと。宗派とか全くわからない私としては、これから少しずつでも勉強したいところ。1334年というのは何時代?と調べたら鎌倉時代の終わり頃だった。私が思っていたよりも鎌倉時代というのはずっと長かったんだな。

 

 

 

 

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 報国寺の受付前にあった水鉢に金魚がいて、目から涼を得られる。この頃はあまり見かけなくなったけど、こういう水鉢や風鈴、つりしのぶなど、涼しさを目や耳でで感じる昔からの工夫を忘れずにいたい。

 

 今回行ったどこの寺院も庭が綺麗で池があり、鳥や虫など生き物にやさしい環境。鎌倉は所狭しと住宅が立ち並んでいるけど、寺院がたくさんあって山にも囲まれているので、自然が豊かでいいところだと思う。でも何と言っても観光客が多くて、住んでいる人にとってそこはどうなんだろう?と観光客の立場でも思ってしまう。でも一度住んでみたい憧れの場所。

 

 

houkokuji.or.jp

 

 

 

 

 

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 報国寺のあとはすぐ近くの浄妙寺へ。

 入口にあった説明書きに「鎌倉五山第五位の寺格」と書いてある。なんのことやらさっぱりで、そのときは山が5つあるのかな?などと思ってしまった。汗

 ウィキペディアによると

 鎌倉五山とは、臨済宗の寺院の寺格であり鎌倉にある五つの禅宗の寺院。建長寺円覚寺寿福寺浄智寺浄妙寺の5つを鎌倉五山といっている。

とのことで、私は寿福寺浄智寺浄妙寺に行ったことがあった。建長寺円覚寺も機会があったらぜひ行きたい。(ウィキペディアを読んでいたら、円覚寺はえんがくじと読むのが正しいと載っていた。えんかくじだと思っていた!)

 

 この日は浄妙寺境内を通り抜けただけで、浄妙寺自体はあまり見なかったので、次に行ったら境内や鎌足稲荷などもじっくり巡りたい。

 

 

www.trip-kamakura.com

 

 

 

 

 

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 次回のために石窯ガーデンテラスも確認。浄妙寺の境内を通り抜け、坂を少し登ったところにあった。建物は大正11年にドイツ人建築家によって建てられたという洋館で、建設当時のままのステンドグラスなども残っているそうなので、ランチに行ったときにはぜひその辺も観たいなと思う。

 建物に合わせてスコットランド人デザイナーの方がガーデンをデザインしたそうで、こちらもゆっくり見られるといいなと思う。

 写真の右側に映っている植え込みがシンボルのように丸くしつらえてあった。季節ごとに表情を変えるんだろうな。次回行ったときの変化が楽しみ。

 

 

www.ishigama.info