甘縄神明宮・御霊神社/GWの鎌倉ことりっぷ

 ことりっぷってもう使わないかなぁと思いつつまだ使ってみる。結構気に入っているのかもしれない。笑 今回鎌倉に行く前に、前に行ったときはどこに行ったっけ?と思い出すのにやっぱりブログが助けになったので、今回は早々に記録を残してみる。

 

 昨日は久しぶりに高校のときの同級生と鎌倉に行ってきた。去年小川糸さんの「ツバキ文具店」を読み、今年に入って続編の「キラキラ共和国」も読むことが出来て、鎌倉に住んでみたいなと思ったりしていたので、これまでとはちょっと目線が違った鎌倉小旅行になった。 

 友達とは珊瑚礁に10時半に待ち合わせていたけど、家をだいぶ早く出ることが出来たのでまずはひとりで長谷に行ってみた。『ツバキ文具店の鎌倉案内』を参考に、ここで紹介されている神社に行くため。GWの晴天に恵まれた5月3日だったので、混んでいるに違いないと思っていたけど、藤沢駅に着いた9時前くらいはまだ並ばずに江ノ電に乗ることが出来た。発車間際に乗ったので座ることはできなかったけど、しっかり海が見える側のつり革も確保。江ノ電は、鎌倉高校前、七里ガ浜のあたりの車窓からの景色が最高。お天気が良かったので海も空も綺麗だった。

 

f:id:sayuta:20190503092756j:plain

5/3 甘縄神明宮

 最初に行った甘縄神明宮は鎌倉で最も古い神社で、天照大御神が祀られている。配祀神として伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)(白山)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)(稲荷)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)(春日)、菅原道真公(天神)も祀られているそう。

 私が行った時間は誰もいなくてひっそりしていて、遠い鎌倉時代と繋がっていると感じたひと時だった。

 

f:id:sayuta:20190503095828j:plain

5/3 御霊神社

 次に向かったのは御霊神社。鎌倉には子供のころから何度も行っているけど、ほとんど有名なお寺や神社しか行ったことがなかったので、今回は初めての場所ばかり訪ねてみた。ここは平安時代に鎌倉や湘南地域一帯を領地とした鎌倉権五郎景政を祭神とする神社とのことで、鎌倉権五郎景政だから鎌倉という地名になったの?と思ったけど、地名の方が先だったらしい。境内には樹齢350年と言われる「タブノキ」があり、かながわの木100選のひとつとのこと。タブノキって初めて聞いたけど調べてみたらクスノキ科ということなので、同じ常緑高木で新芽は赤いみたい。先日、駅前に植えてあるクスノキの葉が赤くなっていると母に教えてもらったばかりだったので、みんな繋がっているなぁと感じる。

 行ったときには気づいていなかったけど、ここの宝蔵庫には七福神の福禄寿様も安置されているそうで、七福神めぐりの一か所だったみたい。甘縄神明宮とは打って変わって朝から観光客がいっぱいだった。ここは神社の目の前を江ノ電が通るので、ぜひ写真を撮りたかったけど、友達との待ち合わせの時間が迫っていたので断念。紫陽花の咲くころには江ノ電と紫陽花の写真が撮れる場所らしい。